萩本欽一、なぜ断っていた仮装大賞に出演?その理由と100回目への決意。

 

2月12日、欽ちゃんこと萩本欽一さんが
バラエティ番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」に出演

 

当番組は今年で99回目
3年ぶりの放送です。

 

と言うのも
3年前の前回大会にて、萩本さん自ら

「今回で私、この番組終わりね。長い間ありがとう」
勇退発言をされ、当時話題になりました。

香取慎吾さんも
萩本さんが出演しないなら出ないと
出演を断っていました。

 

そんな中
3年の時を経て番組が復活。

しっかりお二人とも出演されています。

 

 

ではなぜ
萩本さんは、3年前急に勇退を宣言され
その間出演を断っていたのでしょう。

萩本さんも当時80歳でしたから
お身体のことかな。と思ったんですが

どうやらそれだけではなかったようです。

 

そしてなぜ、勇退発言をされたのに
今回出演することになったのか

気になって調べてきました。

 

また、次で100回目となるわけですが
そんな節目の大会を開催するのかも
気になるところですよね。

この記事でご紹介していこうと思います。

 

 

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仮装大賞の歴史

 

「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」
日本テレビで放送されている
一般人の視聴者参加型の番組で

視聴者が様々な仮装を行い
それをみて審査員が審査し、得点を競う番組です。

 

なんと第1回目は
1979年に放送されていて
なんと今年で45年になる番組です。

 

最初は萩本さんが
お一人で司会をしていて

第65回目から香取慎吾さんが
司会のアシスタントとして参加されています。

その時から、番組名が変更になったんですね。

 

仮装大賞のロゴ画像
出典:『全日本仮装大賞』HP

 

前回大会で終わりにしようとした理由

 

なぜ前回大会で
萩本さんは勇退発言をしたのか

 

それは、もちろん冒頭でも触れた通り
当時80歳というお歳ですから

お身体のこともあったと言います。

ご勇退宣言について聞かれたインタビューで

「80近くなってから、収録の終盤に疲れて『あと何組?』と聞くようになった。
『8組です』と言われると、だいぶあるな……って。
僕は二郎さんとのコント55号で、舞台を駆け回って世に出た。
動けない欽ちゃんが座ってテレビに出るのは、自分が許さないのよ」

引用:女性自身

といった回答をしており
ご自身のお笑いに対する哲学から
勇退宣言をしたわけです。

 

ですが、理由はそれだけでなく
前回の第98回大会は

ちょうどコロナ禍で
大会で初めての無観客開催

そして出場者も
同居家族か、1人でできるもの
といった条件付きで開催されました。

 

とはいえ、多くの参加者が出場するので
会場には100人近くの人が密になっている。

番組内で感染者が出ることに
危機感を感じたことも理由の1つだったそうです。

 

 

そして同じ頃
数年前からガンのため闘病していた
奥様が他界したことも

きっかけの1つであったそうです。

 

 

  • 体は思うように動かない
  • コロナ禍で危機感がある
  • 奥様との別れ

 

以上の理由から
大会を辞めることを決意したということです。

 

今回出演するきっかけになったこと

 

そんな中
なぜ、今回出演するようになったのか

それは、「人に惚れたから」

だと言われています。

 

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勇退宣言をされてから
度々番組プロデューサーが
説得に行くも、断っていたそうですが

 

何度も説得に来ることに
「ありがたい」と感じた萩本さんは

直接お礼に行こうと決めました。

その時の席に、今回の演出をしている
番組スタッフがいました。

 

そのスタッフは
萩本さんの長年のご友人

「お前がでてくると、話が変わってくる」
出演を承諾したそうです。

 

萩本さんは、テレビの内容ではなく
人に惚れたかで出演を決めていて

「これまでも番組に惚れたことはない。
番組を作る人間に惚れただけ。オマエを失敗させるわけにはいかない
いい思いをさせてあげたいっていうね。
人に惚れると、人間って動くんだよ。
人に惚れて動くと、成功するっていうのがあるね」

とおっしゃっており
ここにも萩本さんの哲学がありました。

 

かくして、人に惚れた萩本さんが
今回の大会に出演することを決めたそうです。

 

第100回仮装大賞は開催されるか

 

とはいえ、体力的な不安は
まだ残っているわけですが

今大会は、香取慎吾さんが奮闘
萩本さんも驚きの大活躍をしたそうで

収録をしていく中で
その体力的な不安は、払拭されていったそうです。

 

99回仮装大賞にて、萩本欽一さんと香取慎吾さんの写真
出典:ORICON NEWS

 

そして収録後、香取慎吾さんから
「100回目は盛大にドームでやる」と言われたそうです。

 

先のことはまだ何も決まっていない中
萩本さんは

「ステージに戻った時の光景が脳裏から離れない。
帰ってきて良かったのかもしれないな~って。
幸せなひとときでしたね。あれだけの拍手をもらったら
もう、やめるなんて言わねえよ

 

と、勇退を撤回したとも言える発言をしたそうです。

 

まだ決まっていないとはいえ
第100回大会が開催されることに
期待できそうですね!

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

萩本欽一さんが
前回大会での勇退宣言の理由

そして今回出演するに至った経緯を
ご紹介してまいりました。

 

歳を重ねる中で
思うように体が動かないこと

そして、コロナ禍という
社会情勢も相まって

責任を取るべく
ご勇退を決意されていたんですね。

 

そして番組スタッフに
惚れてしまい、今回出演するも

それがなかなか忘れられない
いい経験になったみたいです。

 

 

この記事を書いている中で
改めて萩本欽一さんの

お笑いに対する哲学を
垣間見ることができました。

 

テレビ番組をつくることだけでなく

何をするにも
人と関わっているのが社会ですから

「人に惚れる」という
価値基準で、行動すること

「情」というものの重要性
感じることができました。

 

筆者は、いい人間関係こそが
人生を豊かにする
強く信じていますから

この先、「人に惚れた」
という感覚を大事にしたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとございました。

ではまた。